雨の日に読む本読みました

先月ご紹介した本、雨降りの日のひそかな楽しみにしていたのにちっとも雨が降らなくて・・・
すごーく晴れた日に読んじゃいました。とはいっても小説ではないので、ところどころ開いたところを読んでみたのですけれど。昔、ちょっと若かったころ、今より心がちょっと繊細で、青かったころ一生けん命に考えていたことを思い出しました。「真実は何か」なんてね。本の中では、真実とは｢永遠に続くものなど何もない」ということ。だからこそ今を生き切ることが大切なのだと、ある1ページに書かれています。一期一会の考えに通じるものがあるように思います。私も、毎日生きているといろいろな人に出会ったり、いろいろな人との別れを経験します。でも何事もなく暮らしているとこの暮らしや幸せが、永遠に続くような気がします。というよりも永遠に続いてほしいと願ってしまいます。すると、日々関わっている人との関わり方が希薄になったりぞんざいになったりしてしまいますが、今日一緒にいられることは、本当に幸せなことなのだと心して家族とも友人とも時間を過ごさなければもったいないなーとあらためて思い出しました。心がちょっと若かったころの青さを取り戻したような気がします。白髪になっても心はちょっと青さを残しつつ成熟した心を持つ大人でいたいなーと思ってます。